RICPプレスリリース・メールマガジン

メールマガジン 2012年05月07日号

「辻井明威の なるほど!ザ・チャイナ 01」辻井明威

今年で日中友好40周年となります。
40年間の歳月を経てもなお、中国との関係についてはまだまだお互いに距離があり、
賛否両論あるようです。
そこで皆様には、少しでも中国及び中国人の事を知って頂き、
親しみを感じていただけるよう、
日本と異なる文化・風習についてご紹介したいと思います。

記念すべき第1回は「プレゼント編」です。


日本ではポピュラーな贈り物である掛け時計や置時計ですが、
中国人にプレゼントしてはいけません。
たとえそれが高級品であっても失礼にあたります。
実は、中国語で時計(腕時計除く)は「鐘(zhong)」となり、
発音が「終(zhong)」と同じだからです。
「掛け時計や置時計を贈る」の中国語訳は「送鐘」。
これは「死に水を取る」「死を見届ける」の意味を持つ「送終」と発音が同じであり、
相手が中国人の場合とても嫌がられます。

同様に、梨を贈るのも望ましくないとされています。
特に新婚夫婦には梨を贈ると「梨(li)」=「離」、
要するに「離れる、別れる」を意味する贈り物となり、非常識と取られます。
とっても美味しい梨であっても、新婚家庭への手土産に梨を持っていくのは避けましょう。

形はよく似ていますが、これが「リンゴ」であればとても喜ばれます。
リンゴの中国語訳は「苹果(ping guo)」で、「苹」は平安の「平」と同じ発音。
新婚夫婦はもちろん、病人のお見舞いにも相応しいプレゼントだとされています。

日本でも古くから「四(shi)」は「死」を、「九(ku)」は「苦」をイメージするとされ、
数字の4や9を避ける風習がありますが、中国でも同じ発想があるのです。
中国人にプレゼントをする機会があれば、思い出してみてください。

これからも中国のちょっとした風習からビジネスに役立つ情報まで、
幅広く発信していきます。



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